看板って?

車から見る看板は3〜5秒
車を運転中に1つの看板を見る時間は3秒〜5秒程度です。短い時間に伝えることを吟味し絞らなくてはなりません。


意外と看板は見てもらえない?
人は自分に必要の無いものは視界には「入って」も「見て」いません。必要になった機会に思い出していただけるような看板づくりが必要です。


おいしい色
色が持つパワーは大きな効果があります。暖色系、寒色系を使いこなすことが大切です。特に飲食業では注意が必要です。「赤」ちょうちんは胃液の分泌を良くして、食欲を増進させる効果があるのです。


赤色のパワー
赤は波長が長く、目立つ色です。危険を示す赤信号、止まれ、進入禁止などの標識も重要なため赤色が使われています。


看板の文字の大きさ
屋外に設置される看板に使われる文字は大きなものが必要です。読んでもらう対象にもよりますが、車のナンバープレートに使用される数字で8pです。10mも離れると読めません。10pの文字は10m離れると読んでもらいにくくなります。


書体の持つイメージ
面積も広く強いイメージの角ゴシック、柔らかい印象を与える丸ゴシック、繊細なイメージの明朝体、楽しい雰囲気のポップ体など、書体は様々なイメージを持っています。業種によって書体を選ぶことはとても大切です。


写真やイラストの効果
文字は頭の中で考えることが必要なため、イメージがつかみにくいものです。写真やイラストは目につきやすく判断も早いです。飲食店のメニューは文字のみのものより写真つきの方が分かりやすく頼みやすいですよね。


コントラストの重要性
文字の部分と下地の部分にコントラストをつけることで読みやすく目立つ看板になります。逆に上品さを出したいときにはコントラストを抑える必要があります。


印刷物と看板の違い
手に取って読む印刷物と看板は性格が大きく違うため、デザインに注意しなくてはなりません。看板は短い時間で伝えることが大切なため、情報量を少なく、読みやすい、分かりやすい必要があります。近距離であるパソコンでのデザインは注意が必要です。


照明の効果
夜間になると目に入る情報量が減ります。昼間は照明が無い看板も目に入りますが、夜には見えなくなります。情報量が減った中、照明が付いている看板は特に目立ち、印象に残りやすくなります。


10u以上の看板、高さ4mを超える看板
看板の総面積が10uを超える場合、屋外広告物の許可申請の届け手続きが必要になります。また看板の高さが4mを超えるものは建築基準法に基づく確認申請が必要となります。屋外広告物の申請、継続許可申請などの点検・調査など管理も含めどちらも屋外広告士など有資格管理者がいる弊社にご相談ください。


壁の掲示物の高さ
壁面に掲示するものでは高齢者、弱視者、車イスの方なども読めるように、目の高さに掲示する必要があります。水平から仰角度で15°〜25°が望ましい高さです。それ以上だと読みにくくなってきます。 室内などでは壁から視認距離が3m以内、約1.5mが壁付けサインの中心、25°で読みにくくなる前の高さ約2.6mを壁付けサインの上限にすることをおすすめします。

戻る